パスワードの設定をこまめに行う
不正な侵入防止の基本はパスワードにあります。これがもっとも簡単で効果的です。しかし、これさえしていないパソコンがとても多くあります。基本に帰り、すべてのパソコンと重要ファイルにパスワードを設定するのがまずはじめに行えるセキュリティと言えるでしょう。
かりにパソコンが盗難にあってもパスワードによりロックが機能すればデータの漏洩は防ぐことが出来ます。
ログイン時のパスワードを設定
- 「スタート」ボタンをクリックして、「すべてのプログラム]→「コントロールパネル」を順に選択し、[ユーザーアカウント】をダブルクリックします。パスワードを作成するユーザーの名前をクリックします。
- 「パスワードを作成する」をクリックします。
- たったこれだけの設定で、パソコン起動の際に、パスワードの入力が求められます。
スクリーンセーバーのパスワード
オフィスでの作業中、席を離れた隙に重要なデータを盗まれることがあります。そこで、スクリーンセーバー解除時にパスワードをかけて、パスワードを知っている人間だけが再利用できるようにします。なお、スクリーンセーバーのパスワードは、ログインに使うパスワードと同じです。ログインするときにパスワードを使用していない場合は、スクリーンセーバーのパスワードを設定することはできません。
- 画面上で右クリックして「プロパティ」をクリックします。「スクリーンセーバー」タブをクリック。
- 「パスワードによる保護」チェックボックスをオンにして、「OK」クリック。
- これで、スクリーンセーバーを解除する際にパスワードの入力が求められます。
ファイルを開く際のパスワード
アプリケーションによっては、ファイルオープンの際にパスワード入力を設定するようにすることができます。これにより、プロジェクト内など、限られたメンバーだけで閲覧できるようになります。大事なファイルには、必ずパスワードを設定するとセキュリティを高めることが出来ます。。パスワードは最大15文字で、文字、数字、スペース、および記号を組み合わせることができます。
Wordの場合
- ワードを起動して、「ツール」メニューの「オプション」をクリック。
- 「セキュリティ」タブで「読み取りパスワード」ボックスにパスワードを入力し、「OK」をクリック。
- 「読み取りパスワードをもう一度入力してください」とうメッセージが表示されたらボックスにパスワードをもう一度入力し、「OK」をダブルクリック。
Excelの場合
- エクセルを起動して、「ツール」メニュー「オプション」をクリック。
- .[セキュリティ」タブで「読み取りパスワード」ボックスにパスワードを入力し、「OK」をクリック。
- 「読み取りパスワードをもう一度入力してください。」というメッセージが表示されたら ボックスにパスワードをもう一度入力し「OK」をクリック。
セキュリティー効果の高いパスワード設定方法
多くのパスワードは脆弱であり、簡単に見破ることができると、よく指摘されます。実際にパスワードを突き止めるツールは多く開発されています。だからといって、パスワードが無力ということはありません。付けることで、それなりの効果を期待できます。そこで、基本的なパスワードの作成方法です。
最低でも7文字以上
パスワードを暗号化する方法から考えると、7文字または14文字のパスワードがもっとも安全です。長すぎても不便で、使い物になりません。覚えられないためにメモしたものが流出するなど、パスワードの意味がなくなります。英数字を組み合わせるのが基本。
名前、誕生日、趣味など類推されるものを含まない
その筋の人間は、ターゲットにする人間の詳細な情報を収集しています。自分が思いつきやすいパスワードは、他人も考えています。
一般的な単語または名前にしない
辞書に載っているような単語は簡単に見破られます。意味のないものにします。
定期的に変えるのはいいが、安易にならない
パスワードの付け方でよく指摘されるのが、定期的な変更です。しかし、毎月変更しているようだと、覚えきれなくなり、次第に安易になってしまいます。その結果類推しやすいものになってしまうと意味がありません。変更も大切ですが逆効果にならないように注意します。パスワードの定期的な変更は情報漏洩には非常に高いい効果があります。
パスワード生成サービスの利用も
文字(大文字と小文字)、数字、記号(文字または数字として定義されないものすべて) を含めよといわれても、いかにも面倒です。そこで、パスワード生成をしてくれるウェブサイトなどもあります。これらのサービスを利用するのもよいでしょう。
パスワードを破るためのツールも
パスワードを突き止めるツールは何種類もあり、極めて高度。しかし、パスワードが外部に漏れるのは、そのようなツールからだけではありません。人の心理をついた、パスワード破りのテクニックもあるのです。インターネットに参加していると、会員制のサイトへの入会が増え、知らないうちにパスワードも増加します。もとより、プロバイダへのアクセスやメールサーバの確認にもパスワードが必要です。しかし、人間いくつものパスワードを持っているのは困難です。そこで、このような詐欺が現れましたその会員サイトはとても魅力的でした。怪しまれない程度に、すばらしいサービスを提供します。たとえば無料のネット接続サービスであったりします。主婦には簡単なアンケートに答えることで、一定の収入を約束するかもしれません。OL
にも化粧品などのモニタリングを依頼することで、ショッピング券などを提供します。
皆はそのサービスに引かれて会員となり、使用中のメールアドレスと新たなパスワードをそのサイトヘ届け出ます。また、アンケートに答えて、よく利用するサイトなども書き込みました。そこで、大きな問題が起きました。そのメールアドレスパスワードを使ったなりすましや、買い物などが頻発したのです。もちろん、サイトのサービスはまったくありません。はじめから、そのサイトはユーザーのパスワードを盗むことを目的に立ち上げたのです。
多くの人は、いくつもパスワードを持つことをいやがります。既存の会員制サイトのパスワードと同じものを届け出た人が多かったのでしょう。あとは、そのサイト管理者のやりたい放題です。怪しげな会員制サイトには入らないこと。たとえ入っても、重要なサイトと同じパスワードにしてはいけません。これは、ネットを利用する上で絶対の教訓です。